ぼくらの最終戦争

中学3年の3学期を迎え受験モード一色の中、1年前に中学を辞めたみんなのアイドル西脇先生と久々の再会を果たした。彼女の耳にも「ぼくら」が卒業式に何か大きなことをやるのではないかといううわさ話が入ってきたらしい。さらに後輩達からも何かやって下さいと言われてしまう始末。菊池は依然ひとみに好意を伝えることができない。
教師達は職員会議で「ぼくら」が卒業式に何か騒ぎを起こすのではないかと話し合いをしている。宇野の母は教頭から呼び出しを受け、息子の志望校への推薦状と引き換えに「ぼくら」が何を企んでいるかを探るよう交換取引を持ち掛けられ快諾する。

滝川ルミの父、為朝が泥棒の罪を償い出所してきた。刑務所内で聞いたとんでもない話があるので、明日みんなの前で話すといったが、翌朝誰かに電話で呼び出されたきり姿を眩ましてしまう。
そんな中、矢場からつい先ごろ「ぼくら」が関わった絵画絡みの事件(「ぼくらの学園祭」参照)の犯人の大沢が依然逃亡中であることを聞く。大沢のどろぼう仲間の市川と為朝が刑務所で同じ房だったので、為朝が何らかの情報を聞いたため監禁されたのではないかと推測した。

相原は、宇野に「卒業式に何かを計画している」と母に伝えるよう言う。教頭の汚い手を使った裏取引を利用して逆に宇野を志望校に推薦させてしまおうという魂胆だ。
手始めに、弱い者いじめをする体育教師の小島に対して、天野が声を変え偽名で「怖いお兄さんと喧嘩しろ、さもなくばお前を人質にする」という電話をかける。一方で相原は小島に「ぼくら」が助けてあげると電話を入れる。
後日小島は自宅から連れ去られた態を装い、菊池の家に匿われる。「ぼくら」が小島の家に残しておいた手紙には「小島を返してほしいなら、男性教師全員が丸刈りになれ」と書かれており、それが校長の手に渡った。

市川は出所し、矢場、瀬川の協力のもと「ぼくら」に守られ銀鈴荘に保護される。市川を奪われてしまった殺し屋達は尾行して銀鈴荘にたどり着くも「ぼくら」につかまってしまう。霊媒師に扮した瀬川が殺し屋の口を割らせ、為朝が監禁されているマンションが判明し「ぼくら」は見事救出した。

市川の刑務所仲間の玉腰がA銀行の会長の寒川を亡きものにすると吹聴していたが、それを市川が為朝に話してしまったため殺し屋達(実は「虎シャチ会」という会社の普通のサラリーマン)に監禁されたのだった。「虎シャチ会」の社長の河合は借金を帳消しにするため、やむなく為朝と市川を捕まえて亡きものにしようとしていたことがわかった。数日前、ひとみ達が卒業旅行で泊まった伊豆の旅館で玉腰と偶然仲良くなっていたが、「ぼくら」の中学校の教師の小島に瓜二つだった。

3月3日、公立高校を受験していたメンバーは見事合格を果たした。その夜、矢場が玉腰を連れて「ぼくら」の許にやってきた。玉腰は組織から金をもらったため吹聴していただけで、寒川を殺していないと言う。表向き、寒川は病死ということになっていたが、それがウソとバレたときの犯人に仕立て上げるために、組織が玉腰を利用したらしい。病死が既成事実となった今、玉腰の口封じのため組織が動き出していた。

3月10日、中学校の謝恩会にて男性教師陣が丸刈りにして現れた。「ぼくら」は卒業のはなむけとして髪をプレゼントしてもらった感謝の意を込めて教師ひとりひとりに帽子をプレゼントした。
一方で「ぼくら」は河合を通じて組織と取引をし、1億円と引き換えに玉腰、為朝、市川を中学校で引き渡すと伝えた。

卒業式の夜、「ぼくら」の一連のいたずらを小島から聞いた教師陣はカンカンに怒り、高校の合格を取り消すべきという意見が出ている。そんな中、組織から依頼を受けた殺し屋達が突如職員室に現れ、教師達を人質にして立てこもってしまう。「ぼくら」は見事な策略で殺し屋達を捕まえ、教師達を救い出すことに成功する。