ぼくらと七人の盗賊たち

春休み、ハイキング先の山中で宇野は「七福神」と名乗るどろぼう団のアジトを偶然発見する。地下の倉庫に侵入すると盗品がたくさん隠されていた。翌日、矢場と共にトラックで訪れ、テレビや磁気ふとんなどを盗み出し、それらをお年寄り達に配ったため新聞やテレビで取り上げられた。

ニュースを見て自分達の物が盗み出されたと知ることになった「七福神」は犯人を探し始めた。「ぼくら」は純子が倉庫に落としてきてしまったブローチにちなんで「怪盗てんとう虫」と名乗り、再度倉庫から宝石などを盗み出し挑発するような置手紙をしていった。

その宝石は「七福神」が大沼代議士の家から盗んだものであり、彼が不正な金で買っていたものなので表沙汰にできず、警察に被害届が出されていなかった。それを逆手に取り「ぼくら」は新聞広告に「宝石の買い取り募集」と出し、「七福神」をさらに挑発する。宝石を買い取りたいと偽り電話した際に「七福神」のビシャモンは、どうやら電話の相手が以前マルチまがいで磁気ふとんを売りつけた石坂さよだと勘づく。

「七福神」は宝石を取り返すためにさよがいるアパートに乗りこんでくるが「ぼくら」の手でコテンパンにされる。その後、「七福神」のベンテンが新聞記者を装い、瀬川から宝石のありかを聞き出すことに成功したが、ウソを見破った「ぼくら」は彼女を捕まえ人質にする。そこで「七福神」は「ぼくら」の誰かを誘拐し人質交換をもくろんだものの、見事に失敗する。

そんな中、小黒がM中の不良連中から金を持ってくるよう脅迫されていた。「ぼくら」はそれを利用し、「七福神」とM中の不良を対決させ、「七福神」は不良達をやっつけ「ぼくら」の仲間だと勘違いして人質として連れていった。さよは電話で「七福神」から人質交換を切り出された。その不良達に2度とカツアゲをやらないと誓わせ、交換を了承した。

さよと「七福神」は大沼代議士に脅しをかけ、宝石の代金として5000万円を手に入れることができた。さよはそのお金を1円も受け取らず全て「七福神」にあげ、感謝される。これにより七福神と「ぼくら」は和解した。
相原は「七福神」の手を借り、同じクラスの三矢麻衣のアル中の親父を懲らしめることを考え、うまく成し遂げた。「七福神」はそれぞれ真っ当な仕事をするため、新たな道に進んでいくのであった。