ぼくらの天使ゲーム

廃工場に立てこもった罰として、1年2組の生徒達は2学期のクラス替えによりバラバラにされてしまった。
二度と悪だくみをしないように大人数で集まることを禁止されていたが、バレないように何人かのメンバーで集合していた。今度はみんなのために親切なことをする「天使ゲーム」をやろうと計画する。
学校ではそれを取り上げ「一日一善運動」と銘打ち、全校をあげて実施してはみたが、生徒達の度が過ぎてなかなかうまくいかない。

そんな折、3年生の先輩で校内1の美人、片岡美奈子が妊娠してしまう。それを知ったひとみ達は柿沼に父親が営む産婦人科医院で中絶ができないかと頼んでみる。柿沼は自分が妊娠させてしまったとウソをついてなんとか自らの両親を説得する。しかし美奈子は「赤ちゃんを産む」と言い残して失踪し、学校の屋上から飛び降りて自殺してしまう。悲しみのさなか、「ぼくら」メンバーは自らの手で美奈子を妊娠させた相手を捜すことにした。

その頃、クラスメートの朝倉佐織の父が経営する幼稚園が、園児を引き抜かれてつぶれる危機に瀕していた。さらに隣接するアパートも地上げ屋の嫌がらせによって住人は石坂さよただ1人となってしまった。彼らはこの2つの建物を入手後、取り壊して新しく何かを建てようとしている。

「ぼくら」は幼稚園を老人を園児とした「老稚園」に変えようと計画する。「そんなことをすると娘の命は保証できない」とヤクザから脅しをかけられるが、「ぼくら」の策略により佐織の誘拐は未遂に終わった。さらにアパートに幽霊が出ると吹聴し、様々な仕掛けを駆使し、最終的には霊能師に扮した瀬川の活躍によって地上げ屋をアパートから追い出すことに成功する。

一方で警察は美奈子に対する捜査を進め、「他殺の疑いが濃厚」と結論付けた。刑事はさらに捜査を進めていくうちに、幼稚園とアパートの立ち退きに関して裏で糸を引いている安藤という男にたどり着く。彼は文房具屋を営む間宮を借金で脅し、それに生徒指導主任の古屋が絡んでいることが明らかになる。菊池達は美奈子が親友の水島由紀に宛てたカセットテープを聞き、全ての事実を知ることになる。久美子が自ら囮になり間宮に接近し、「ぼくら」は安藤を捕まえる。