ぼくらのデスマッチ

中学2年に進級した「ぼくら」メンバー。廃工場に立てこもった罰としてクラスをバラバラにされていた17名が全員同じクラスになった。担任になったのは他校から異動してきた真田。厳しい「級則」を作り全員をがんじがらめにし、模範である二宮金次郎のように生徒達をしようとする。それに反発し「ぼくら」は真田にいたずらを仕掛ける。

ある日、真田のもとに殺人予告状が届いた。内容が「二宮金次郎の歌」のパロディであったため、学校側は生徒達がやったものだと決めつけるが、生徒達がそんなことをするはずもなく犯人捜しに進展はない。
そんな中、誰かの手で真田のアパートのガス栓がひねられガス漏れが起きる。また同じ日に橋口純子の弟の光太がいなくなり、真田に送られてきたのと同じ殺人予告状が残されていた。

事態は急変し、なんと真田が自宅で殺されてしまった。そんなショッキングな出来事を受けて悲しみの中、「ぼくら」は光太を自分達の手で探そうと決めた。それから数日後、今度は永楽荘に住む知り合いのおばあさん、石坂さよが誘拐され、ここにも二宮金次郎の殺人予告状が届いていた。
予告状が送られてきた3人に対する接点が全く見つからないが、実はさよが光太を孫のようにかわいがっていたことがわかり、犯人は光太に会わせるという口実でさよを呼び出し、連れ去ったのではないかと「ぼくら」は推測する。そんな折り、矢場が真田の許嫁の吉田を「ぼくら」に引き合わせる。真田があえて悪を演じていたこと、そして管理教育に二宮金次郎を持ち出す校長に対して立腹していたことを初めて知る。

数日後、「ぼくら」はさよから送られてきた葉書の文面に隠された暗号を解読し監禁場所を突き止めた。そして矢場、瀬川と共に助けに向かう。
救出を待たずに、さよは光太と脱走試みたが失敗し連れ戻されてしまった。しかしさよが連れ戻されるときに道々に落としていった数珠の玉を瀬川が運よく発見し、それをたどって行くことでついに監禁されている小屋を見つけた。無事光太とさよは救出され、犯人を捕まえた。 しかし彼は真田を殺していなかった。真犯人は、別にいたのだった。